戦後日本の高度成長を大きく支えてきたのは、住宅会社による住まいのスクラップ&ビルドです。
住まいを「造っては壊す」世代間の繰り返しは「砂上の楼閣」とも言うべきで、ダイナミックな経済活動に貢献していた一方で、親子の繋がりを断ち切り、幸福の追求とは真逆の経済政策でした。
コロナ禍での経済低迷の最中、テレワークなどへの就労形態の変化によって、家族のあり方を変え、健康意識を高め、幸福を追求する「新しい生活様式」が生まれつつあります。既存建物を大切に使い続けるストック活用の考え方もその内の一つです。

 私たちの住まいの供給形態も、平成を席巻した住宅供給会社一択から変わりつつあります。
ユーザーの立場に寄り添い、業者との間に入り様々な問題を調整しながら、理想の住生活を叶える住宅コーディネーターという存在が求められています。
いわゆる経済産業省の推進する”中立な住まいの相談員”と言われる「住生活エージェント」です。

トライ・アングルはユーザーと各業者との調整を図り、ユーザーに寄り添った「代理人」としてその三位一体の一角を占め、住生活エージェントを目指しています。構成メンバーは住宅会社のようなタテの関係でなく、各技術者と各業者が平等なヨコの関係で構成されます。当然ユーザーもタッグTAG]〜Tri・Angle・Groupの構成メンバーです。
各構成員は一律対等ですが、ユーザーには次のような特徴があります。

 

1. 各構成員で将来の会社運営を図ります。(※全員株主~役員の持ち回り制等)

2. ユーザーに完全寄り添い体制(専任制及び24時間ホットライン)

3. 費用の完全クリア化と前金不要の出来高支払システム(初回¥3,000円のみ)

4. トライ・アングルと各工事業者のダブルチェックシステム

5. 紹介料の一律支払(全工事費の1~3%~入金時に即口座振り込みで対応)

 

最後に~
社会経済活動の発展や変化—とりわけ住宅業界では各ユーザーや各工事業者には個人の自由や技術の特性などが大きく阻害されています—の中で、特に各職人には左官業を始め後継者不在という大きな建築文化消滅の危機にも立たされているのが現実です。かような状況を改善するためにトライ・アングルは起業致しました。構成メンバーの一員として今後の活動にご協力を賜りますように心からお願い致します。