タイトルは職人の心の声です(#^.^#)

その内心は後述として、家づくりをお考えの皆様は「上棟」という言葉をご存じでしょうか?

富山では「建前(たてまえ)」 「建方(たてかた)」とも呼称するので、それらでしっくりされる方もいるのではないでしょうか★

上棟とは、棟木を取り付けることを言います。

棟木とは、屋根の頭頂部の木のことなので、屋根の「上」の「棟」を完成させること、と覚えておくといいですね。

さて、その上棟。

職人にとっても一大イベントです。

一日で頭頂部の棟まで完成させるとなると、相当な連携が必要です。予め必要箇所に材木や道具を揃えておき、どの持ち場で、どの順番で取り付けていくか。

他の材料の搬入時間や、クレーン車の到着時間など、頭に叩き込んで完成を目指します。

息の合った職人仲間と、安全に、確実に、丁寧に、慌てず急ぐ。そんな気持ちで臨むのです。

親方を筆頭とし、賑やかな声が飛び交います★

一説では、上棟式は新築の家を護ってくれる神霊をしっかりと棟に叩き込もうという儀礼と言われています。木材を打ち込む時も気持ちのこもった音が響きました★

何度も見てきた上棟ですが、その連携力にはいつも感嘆しています★

施主様も、どんどん形を成していく骨組みに喜びの笑顔を見せてくれました。

棟木まで到達しました★

上画像の画面中央左が頭頂部の棟木となります(^O^)

職人さん曰く、外壁で覆われる前のこの状態が、住宅の美しいフォルムだそうです。

柱の1本1本に、家を護ろうという気持ちが宿ったような感慨を私も覚えました。

日本には、その歴史と同じだけ、住まいの歴史があります。

改めて職人さんの言葉を聞いて、住まいの歴史が受け継がれてきた過程を想像しました★

このあと上棟式が行われましたが、その模様は改めて掲載致します(^O^)